なんで 私はひとり 悲しがっていたんだろう. なんで 隆弘の気持ちを 考えて いられなかったんだろう. なんで 最後の別れの葬式で 隆弘になにも 伝えようと しなかったんだろう. なんで、なんで、なんで. 自分の情けなさに どうしようもない思いを かかえながら ただひたすら走った. 走って 走って 走って. たどり着いたのは いつもあなたのことを 見ていた あの野球場でした.