「っあ、」 はっとしたように、春日さんがカレンダーに目を向けた。 「どうかしたんですか?」 「うん。あのさ、月曜から四日間、家空けるからよろしくね。」 「へ?」 四日間? 帰ってくるのが金曜日ってこと? いろいろと聞き出したかったが、 もしかしたら仕事関係?と思うと 何も聞き出せずにいた。 「ユイ、大丈夫?」 「っえ?あ、はい!!!任せてくださいっ!!」 本当に大丈夫かな…と呟く春日さんに、 胸をはって頷いた。