「頑張れ霊務-14」
「コホン。
里子もいい機会だから
教えてやろう。
霊界には
『次元の狭間』
というのがあり、
人間界と霊界の歪みの
原因で、
空間に穴ができるんだ
それに触れてしまうと
粘着テープのように
くっついてしまってね。
昔私とサキさんは
それに捕らわれたが、
霊力の弱い霊は
くっつかないから、
弱い者の力を借りて
助けられたんだ」
フムフム
里子とキサラは
話を熱心に聞いている。
こんな風に
聞いてくれるのが
気持ちいいから
オジサンは
自分が知っている知識を
説明するのが
好きなのである。
「しかし、
その『次元の狭間』の
周りには必ず
『狭間の壁』
と言う壁が存在する。
今里子君が
吹き飛ばされたのが
その壁だね。
これは、
レベル10になれる
素質の霊や
霊力があまりに高い霊を
弾き飛ばす壁なんだ」
レベル10って…
霊務の素質の欠片もない
里子が??
それだからこそ
先程サキは
驚いていたのである。
まさか、
自分でさえ
飛ばされる事がない
狭間の壁に
里子が飛ばされるとは
到底思えない。
そんな
ありもしない出来事が
起きたからこそ
混乱しているのだ。
オジサンは
いつの間にか
里子の側に行き
手を貸して
立たせていた。
「この子には
秘めた力がある…
今の我々には
対抗する力が
これしかないと
思っている」
「――っ!!」
サキは思わず
口を挟もうとしたが、
今の出来事を見て
言い留まった
「コホン。
里子もいい機会だから
教えてやろう。
霊界には
『次元の狭間』
というのがあり、
人間界と霊界の歪みの
原因で、
空間に穴ができるんだ
それに触れてしまうと
粘着テープのように
くっついてしまってね。
昔私とサキさんは
それに捕らわれたが、
霊力の弱い霊は
くっつかないから、
弱い者の力を借りて
助けられたんだ」
フムフム
里子とキサラは
話を熱心に聞いている。
こんな風に
聞いてくれるのが
気持ちいいから
オジサンは
自分が知っている知識を
説明するのが
好きなのである。
「しかし、
その『次元の狭間』の
周りには必ず
『狭間の壁』
と言う壁が存在する。
今里子君が
吹き飛ばされたのが
その壁だね。
これは、
レベル10になれる
素質の霊や
霊力があまりに高い霊を
弾き飛ばす壁なんだ」
レベル10って…
霊務の素質の欠片もない
里子が??
それだからこそ
先程サキは
驚いていたのである。
まさか、
自分でさえ
飛ばされる事がない
狭間の壁に
里子が飛ばされるとは
到底思えない。
そんな
ありもしない出来事が
起きたからこそ
混乱しているのだ。
オジサンは
いつの間にか
里子の側に行き
手を貸して
立たせていた。
「この子には
秘めた力がある…
今の我々には
対抗する力が
これしかないと
思っている」
「――っ!!」
サキは思わず
口を挟もうとしたが、
今の出来事を見て
言い留まった



