霊務3

「頑張れ霊務-7」





やっぱり
霊務の才能がない里子は

自分は役にたたないと
卑屈になってきている。









自分で解決しなきゃ
いけない問題だが、

これはもう
気持ちの持ちようである









何度も何度も
失敗を繰り返し
成長していくという
部分については、

生きている人間と
何ら変わりはなかった。









「よし。

そろそろ休憩にするか」









オジサンの合図で
2人はようやく
気を落ち着かせた。








本来ならば
霊務は
こんなピリピリして
やるものではなく、

のんびりくらりと
やるワケだが、

どことなく
迫られているような
気分である。









「…元気なさそうだね
里子君…」










何だかんだで
一番心配を
してくれているらしく、

声をかけてきた。








「いえ……その……

なかなかうまく
いかなくて…」








里子がそう言うと
オジサンは少し考え、

手を組んでう~ん…
と唸る。








そして、
何か思い付いたのか
座り込んでるとこより
腰を上げた