「頑張れ霊務-1」





2人の面倒を
見ることになった
オジサン。







あれから
そんなに日数は
経っていないが、

2人は霊務について
たっぷりと講義を
受けていた。









とりあえずは
基礎練らしい。








オジサンが
指示して、

レベル2の
声を出す練習や
(いかに怖く発声するか)

どんな写真の写り方が
怖いのか、
徹底的にその術を
叩き込まれた。









「あ、キサラお帰り~」









ライブハウスに
行っていたキサラは
今日も早いお帰りだ。








あの日以来、
ライブハウスで
風車のバンド活動は
なくなってしまった。








どうなってるか
キサラも分からないから
取りあえず毎日
行っていたら…









「里子…

しばらく風車は
活動休止のようだ。

メンバーの体調不良
だってさ」









まあ生きてりゃ
そーゆー事もある。








我々霊には
関係ないけんねっ!