「バンド娘-10」
そのまま
カウンターの前を通過し
ざわめく観客席へ
やってきた。
「凄い…
こんな所初めて…」
「だろうと思ったよ
アンタの見た目からして。
だから
連れてきたかったんだ。
こーゆー世界も
アリだろ?」
キサラに言われる通り
小さい頃
母親を亡くしたのもあり、
箱入り娘ではないが
こんな所に
来た経験はない。
「ライブって
初めてなの!
今日はどんな人達が
歌うの?
なんか壁にたくさん
貼ってあるけど」
壁には
『風車』と
何枚も壁紙が
貼られている。
どうやら今日の
メインバンドらしい。
すると里子の質問に
キサラは自分を指差した。
「アタシが歌うのさ」
「え?え?
キサラが?」
「そうだよ。
そろそろ始まるし、
メンバーの
打ち合わせもあるから
裏に行くね」
そう言い残し、
里子を置いて
キサラは行ってしまった
そのまま
カウンターの前を通過し
ざわめく観客席へ
やってきた。
「凄い…
こんな所初めて…」
「だろうと思ったよ
アンタの見た目からして。
だから
連れてきたかったんだ。
こーゆー世界も
アリだろ?」
キサラに言われる通り
小さい頃
母親を亡くしたのもあり、
箱入り娘ではないが
こんな所に
来た経験はない。
「ライブって
初めてなの!
今日はどんな人達が
歌うの?
なんか壁にたくさん
貼ってあるけど」
壁には
『風車』と
何枚も壁紙が
貼られている。
どうやら今日の
メインバンドらしい。
すると里子の質問に
キサラは自分を指差した。
「アタシが歌うのさ」
「え?え?
キサラが?」
「そうだよ。
そろそろ始まるし、
メンバーの
打ち合わせもあるから
裏に行くね」
そう言い残し、
里子を置いて
キサラは行ってしまった



