霊務3

「バンド娘-9」






バーーーーーン!!!!









突然
けたたましい音が
里子の耳に飛び込んだ。









「ひゃ!?」









驚いてる里子をよそに
キサラはいつも通り
何も変化がない。









「ここがアタシの
ホーム場所だよ」









バン!バン!バン!

ギュイ~~~ン!!!




ドラムの激しい音に
ギターの荒々しい演奏








ここは
音響防止の為
地下に造られた
ライブハウスである。









「うわあぁ…」









初めてこんな所へ
来る里子は、
目を輝かせ
キョロキョロとした。









すると入り口に
入場チケットを
販売している人を発見。









慌ててポケットを
まさぐる。









「あ!財布ない!」









すると、
キサラが半笑いをして
ツッコミを入れた。









「アンタ霊だろ。

このまま通ればいいよ」










あ……

素で本当に忘れてた…








何しろ死んでから一度も
こんな店(?)みたいな
とこに来たことないので、

自然と財布をさぐって
しまったのも仕方ない