霊務3

「バンド娘-8」





予定通り夜になり、

迎えに来てくれた
キサラと
並んで街並みを歩く里子。








久々に目に飛び込む
キラキラした
眩い光。








こんな情景は
スッカリ
忘れてしまっていた。








そう言えば、
死んでから一度も
こんな街灯や、
ネオンが照らす街中に
来たことはなかった。









ただでさえ
胸踊りそうなのに、

どこに
連れて行ってくれるか
楽しみなものである。









「着いたよ。ここさ」









そう言う
キサラの目の前には
地下へと続く
小さな階段が
チョコンとあった。









(何だろう…ここ)









手招きされるまま
素直について行く里子。





ホント
典型的な騙される
タイプの子ですね。










そんな
悪徳壺売りに好まれる
性格の里子が
階段を下ると、

下に行く度
熱気が伝わってくる
感じがした。








すぐに階段を下りきり
現れた扉。









それを
グッと開けると…


(↑霊なので
正式にはたまたま人間が
開けたとこに
便乗して入った)