霊務3

「里子と愉快な仲間達-22」





次の日―――






校内にて、
オジサンと霊達は
二人の帰りを待っていた








「あ!!
帰ってきたぞ!!」









窓から
外を見ていた一匹の霊が
大声を上げた。








どうやら
時間通りお帰りのようだ








廊下の奥のから
サキと里子の2人が
やってくるのが見えると

オジサンは
すぐに反応した。









「ややっ。

これは…!」










里子を見ると
ようやくと言うか、

レベル2に
昇格していた。









何とまあ早いこと。





その代わり、
里子は疲れ切っている
様子だ。









「田中さん…
ご心配
おかけしました…

上がったのは
嬉しいんですが…

とてもハードで…」









もうクタクタで
声も枯れているのが
分かった。








「しかし、
1日で上げさせるとは
えらい早いですな」








オジサンが
そう言うものの、
サキは首を振り見せた。








「まあ…
一年も霊務してたから
このくらいで
喜んではいられないよ。

1日で上がろうが、
何しようが、
平均より
成長が遅いんだから。

レベル1から
レベル2までだけは
誰でも簡単に
すぐ上がれるよ」









えらい
厳しい言葉を出し、
里子を甘えさせなかった








逆に
このくらいやらなければ
いけないだろう。










ここからが
霊務本番である