【悪魔とその片腕─49】
「…ダメだよカー君じゃ…
あのブラックホールの中は
真っ暗い闇。
とてもじゃないけど、
辿り着けないわ。
それを照らす事が
できるのは、
私の特殊能力だけよ」
炎は真空内では消える。
ボスの作り出した
闇の塊を照らす事が
不可能と判断した里子は、
自分にしか出来ないと
答弁した。
光の能力を発症した事…
それが、
何か運命を架せられている
気がしてならない。
その為に自分は今ここに
いるんではないかと、
そんな感覚をもたらさせた。
そうは言っても、
理屈では分かってる
彼らだが、
そうやすやす
『はいそうですか』
と送り出すワケには
いかなかった。
里子は礼子の事を聞く為に、
ゆっくりとオジサンを見た。
「田中さん……
最後に教えて……
母の死の原因を」
「う……っ!」
オッサンは焦った。
実は礼子の死の原因……
幽体離脱のし過ぎで、
本当に死んでしまったと言う
マヌケな話なのだから。
なので選択の番人も
話せなかったのである
「…ダメだよカー君じゃ…
あのブラックホールの中は
真っ暗い闇。
とてもじゃないけど、
辿り着けないわ。
それを照らす事が
できるのは、
私の特殊能力だけよ」
炎は真空内では消える。
ボスの作り出した
闇の塊を照らす事が
不可能と判断した里子は、
自分にしか出来ないと
答弁した。
光の能力を発症した事…
それが、
何か運命を架せられている
気がしてならない。
その為に自分は今ここに
いるんではないかと、
そんな感覚をもたらさせた。
そうは言っても、
理屈では分かってる
彼らだが、
そうやすやす
『はいそうですか』
と送り出すワケには
いかなかった。
里子は礼子の事を聞く為に、
ゆっくりとオジサンを見た。
「田中さん……
最後に教えて……
母の死の原因を」
「う……っ!」
オッサンは焦った。
実は礼子の死の原因……
幽体離脱のし過ぎで、
本当に死んでしまったと言う
マヌケな話なのだから。
なので選択の番人も
話せなかったのである



