【悪魔とその片腕─45】
「ここまでだね…アンタ。
アンタだけでも手強いが、
今はこの子にやられて
まともに憑依能力も
扱えない…
もう…終わりだよ」
サキはボスに対し、
諭すように告げた。
………
フラリ……
ボスはゆっくり
立ち上がった…
フラフラと不気味に佇み、
その怪しく黒ずんだ目を
見開かせた。
ブワ!!
特殊能力を
発動させているようだが、
いつもと違う。
黒いオーラが辺りを漂い、
只ならぬ雰囲気を
見せつけた。
「もう止めな!
里子に憑依しようたって
無駄なんだよ!
お前の負けだ!!」
絶大でいて
イヤな霊力を感じるが、
それに臆せず
キサラは堂々と
啖呵を切った。
すると、
ボスは静かに、
低く笑って見せた。
「クックッ…」
もう……どうでもいい…
ブワ!!!!
ボスの『邪気』が、
一気に膨らんだ。
もう……どうでも……
ボロボロのあの状態で、
一体どこにそんな力が…?
荒れ狂う大地の上で、
マリオネットのように
翻弄するボスを見て、
一つの予感が頭をよぎる。
ハッ…!
サキは何かに気付いた。
ボスのあの目…
正気を失っている目は…
まさか……
憑依…?
「ここまでだね…アンタ。
アンタだけでも手強いが、
今はこの子にやられて
まともに憑依能力も
扱えない…
もう…終わりだよ」
サキはボスに対し、
諭すように告げた。
………
フラリ……
ボスはゆっくり
立ち上がった…
フラフラと不気味に佇み、
その怪しく黒ずんだ目を
見開かせた。
ブワ!!
特殊能力を
発動させているようだが、
いつもと違う。
黒いオーラが辺りを漂い、
只ならぬ雰囲気を
見せつけた。
「もう止めな!
里子に憑依しようたって
無駄なんだよ!
お前の負けだ!!」
絶大でいて
イヤな霊力を感じるが、
それに臆せず
キサラは堂々と
啖呵を切った。
すると、
ボスは静かに、
低く笑って見せた。
「クックッ…」
もう……どうでもいい…
ブワ!!!!
ボスの『邪気』が、
一気に膨らんだ。
もう……どうでも……
ボロボロのあの状態で、
一体どこにそんな力が…?
荒れ狂う大地の上で、
マリオネットのように
翻弄するボスを見て、
一つの予感が頭をよぎる。
ハッ…!
サキは何かに気付いた。
ボスのあの目…
正気を失っている目は…
まさか……
憑依…?



