【悪魔とその片腕─43】
その勝負は、
まさに一瞬の
出来事であった。
サアアアア!!!
風が流れる。
その音をしっかり
火鳥の耳は聞こえていた。
音が聞こえる…
自分を感じる…
どうなったのか、
確かめる。
竜………騎…?
振り返った先には…
体を貫かれた竜騎が、
そこに居た。
勝ったのは………火鳥。
能力の強制解除空間を
ギリギリ突き抜け、
竜騎に致命傷を与えたのだ。
「カッハ……」
胸を抑える竜騎。
魂が消えかかっている。
「竜騎!!」
火鳥が近付こうとすると、
竜騎は安らかな顔で
両手を広げて見せた。
「あ……温かい焔だ…
アナタの火は、
こんなにも
温かいのですね…
か、火鳥…
あとは任せましたよ…」
キラキラキラ…
輝く光が
竜騎の体から零れ出ている…
そうしている内に、
やがては
彼のその姿をも
消していった…
「竜騎―――――!!!」
火鳥の炎と共に、
この世から散りゆく男に
切なるこだまを上げた
その勝負は、
まさに一瞬の
出来事であった。
サアアアア!!!
風が流れる。
その音をしっかり
火鳥の耳は聞こえていた。
音が聞こえる…
自分を感じる…
どうなったのか、
確かめる。
竜………騎…?
振り返った先には…
体を貫かれた竜騎が、
そこに居た。
勝ったのは………火鳥。
能力の強制解除空間を
ギリギリ突き抜け、
竜騎に致命傷を与えたのだ。
「カッハ……」
胸を抑える竜騎。
魂が消えかかっている。
「竜騎!!」
火鳥が近付こうとすると、
竜騎は安らかな顔で
両手を広げて見せた。
「あ……温かい焔だ…
アナタの火は、
こんなにも
温かいのですね…
か、火鳥…
あとは任せましたよ…」
キラキラキラ…
輝く光が
竜騎の体から零れ出ている…
そうしている内に、
やがては
彼のその姿をも
消していった…
「竜騎―――――!!!」
火鳥の炎と共に、
この世から散りゆく男に
切なるこだまを上げた



