霊務3

【悪魔とその片腕─42】






「へっ……

確かに
最後の言葉ってのも、
偽りのセリフじゃ
ないようだね…」











どちらが消えるか。






五分五分の、
正々堂々の勝負に
決心がついた。











ボウ…











体全身に炎を纏う。











自分の能力の
限界以上に、
力をみなぎらせた。











最後の決着だ。












「竜騎」












火鳥は攻撃の前に、
一声かける。












「何ですか?」













「ありがとな」












何のお礼か、
細かい事は言わない。


ただ最後に
『ありがとう』
と言う言葉を
伝えておきたかった。












もう、心残りはない。











火鳥は
ゆっくり目を閉じた…












「行くよ…



竜騎」












ドウッッ!!!!!!!
!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!













今までにない…
最大級の
火力爆発を起こし、

竜騎目掛けて突進した