霊務3

【悪魔とその片腕─35】







いよいよ、
この男と戦う時が来たか…











自分の置かれている状況は、
かなり不利。











07達との連戦に次ぐ連戦。

オマケに、
操られた里子の
衝撃波も喰らっている。












とてもじゃないけど、
まともに立つことすら
ままならない程だ。











いくら天下の四獣霊でも、
限界だってある。

今も出来るなら
すぐにでも倒れ込みたいが、
そうもいかないのが現状。












「泣き言はナシだな…

行くぞ!」












自分に
言い聞かせるように、

第一手を仕掛けたのは
火鳥だ。













「うおりゃあ!!」











手に霊力を宿した肉弾戦。







遠くからの
衝撃波や特殊能力は、

全て竜騎の無効化能力で
消されてしまうので
体力の無駄。












全快ではない為、
少しでも体力の消耗を
避ける為、
この戦法を強いてるのだ。












しかし、
それも今の火鳥には
無駄な一連であった。











スッ…

スッ…











フラフラの攻撃は
竜騎に身かわす
余裕を与え、

先ほどから一撃も
当たっていない