霊務3

【悪魔とその片腕─26】






!!!!!!!!











今……

……何て?










誰もが、
耳を疑うような言葉。











里子が……礼子の娘?












「私のお母さん……が?

伝説の霊…礼子さん?」











自分がずっと
憧れ続けてきた霊が、
お母さん?











その疑問にいち早く
サキがつっこみを入れた。











「何を言ってるんだい…

あの子は諸星里子だろ…

叶礼子が母親なんて…」










すると、
全てを知っていたかの
ように、
オジサンは話す。











「サキさん……

礼子君は
会社の人と結婚して、
名字が『諸星』に
なったのを
ご存知なかったんですね…

それに…
里子君の霊力が高いのが
いい証拠。

彼女はまぎれもなく
礼子君の娘だ…

そうだろ?里子君。
君の母親の名前を
言ってみたまえ」











そう言われ、
里子が答えたのは一つ。










「…礼子。

お母さんは諸星礼子…」












そう。


里子の母親の名も
礼子であった…












「それじゃあ…?!」












サキがそう言い、
今までオジサンが
何故里子に
荷担していたか…



あれ程まで
固執していた理由が
分かった。











サキも里子と少しの間
一緒に過ごしたが、
霊力が桁外れに強いのは
知っていた。








これは、
納得せざるを得ない。











それでも当本人里子は、
すぐに納得しない