【悪魔とその片腕─24】
辺りには煙が舞い、
その情景を
手を震わせた里子が
見ている。
「なん………な…
なんて事…」
その姿を見て、
ようやくボスは
満足したようだ。
「フッフッフ……
そうだ、
その姿だ…
仲間の
阿鼻叫喚の声を聞き、
絶望に打ち拉いだ姿が、
私の至福の時なのだよ」
その言葉に対する
怒りより、
里子は仲間の安否を
心配した。
むせかえる埃。
その晴れた先には、
仲間達が動かず
倒れ伏せている。
「うう…」
何とか消滅は
ま逃れたものの、
虫の息に近い状態。
まともに立つことも、
ままならないだろう。
「なんで!!
なんで私の力が
発揮できないの!
どうしてよ!!」
自分で自分を責める。
泣き喚く彼女に、
もはや誰も声を掛けない。
「終幕だね」
そんな事はお構いなし。
非情にも
ボスは再び操った里子を
自害させようとした
辺りには煙が舞い、
その情景を
手を震わせた里子が
見ている。
「なん………な…
なんて事…」
その姿を見て、
ようやくボスは
満足したようだ。
「フッフッフ……
そうだ、
その姿だ…
仲間の
阿鼻叫喚の声を聞き、
絶望に打ち拉いだ姿が、
私の至福の時なのだよ」
その言葉に対する
怒りより、
里子は仲間の安否を
心配した。
むせかえる埃。
その晴れた先には、
仲間達が動かず
倒れ伏せている。
「うう…」
何とか消滅は
ま逃れたものの、
虫の息に近い状態。
まともに立つことも、
ままならないだろう。
「なんで!!
なんで私の力が
発揮できないの!
どうしてよ!!」
自分で自分を責める。
泣き喚く彼女に、
もはや誰も声を掛けない。
「終幕だね」
そんな事はお構いなし。
非情にも
ボスは再び操った里子を
自害させようとした



