霊務3

【悪魔とその片腕─14】






「今まで何百…
いや何千・何億と
人類は生き返りを
繰り返したが、

記憶と能力を残して
生き返るなんて、
都合のいい事は出来ない!


そんな特殊能力を
回避する方法なんて……


………
(はっ…!!?)」











オジサンは、
ピタッと言うのが止まり、
思い立った。











ま……

まさか………











スッとボスに押されて、
前に出たのは竜騎。









何も言わず
「………」と
いつもの寡黙を見せてる。











「フフフ…

分かったようだね
全ての全貌が!

そう…
竜騎の特殊能力…

『霊の能力全てを
無効化にする力』

これさえあれば、
私は能力も記憶も失わず
人間界に
生きて行く事ができ、

史上最悪の憑依能力を
もって
世界を我が物に
治められるのだ!!!!」











せ、世界征服!?








…これが………






これがボスの目的の全容!











どおりで竜騎に
固執するわけだと、
火鳥は思った。











竜騎の力の範囲は、
彼自身を中心に
円を描くよう
およそ数メートル。











隣で歩いているだけで、
ボスも同じ効果を
得る事が出来る。










生き返らせる能力の前に
記憶&能力解除が
本当にあると言うなら、

それらから竜騎の能力で
守られるであろう