霊務3

【対決!四獣霊!─32】






命中!!!!!









…したのだが、
吹き飛ぶどころか
何の変化もない。









何故?









ハッと見ると
火鳥の凄まじき攻撃は、
礼子の指先一つで
止められていた。










そう…

いわば彼女の
『指先一つ分』から出した
霊力で、
簡単に止められたのだ。









「な!!!?」









そんな!!!









そこまで力の差が、
あると言うのか!?









「ほーーーーーらね。

だからあの子相手に
無理やんさ」









「全くだ。

オーイ。負け犬。
礼子君を倒すのは諦めて
みんなで集団自殺でも
しようじゃないか。

ハッハッハ」










サキ・オジサン
すさんでる。










ヤジが飛んできた。










スッと
礼子は左手を上げ、
火鳥に突き出した。











「おっと!!」










火鳥は慌てて、
後ろに飛んだ。










「何をする気か
分からないが、
そう簡単に攻撃は
喰らわないぞ!!」










そう離れて言うものの、
突き出した手は
引っ込めない。










そして徐に、
その霊力を溜めた手を
グルッと振り回した