霊務3

【対決!四獣霊!─17】






「ぐ……

仕方ない…
『命の炎』よ!
この者に道しるべを!」










火鳥が何やら
呪文を唱えると、
手の平から
光輝く黄金の炎が出た。









それが火鳥の手を離れ、
里子にまとわりつく。









「何?きゃっ!」









不思議に見ていた炎は
里子の体を軽くし、
牛若丸の攻撃を
軽く避けて回避した。









「あれは…」









亀咲がそう言うと、
火鳥も弁慶の攻撃を
ギリギリ避けながら
伝えた。









「ハアハア。

里子ちゃん。
それは人の命で
作られた炎。

君の行きたい方向に、
瞬時に移動できる
性質を持っている。

それをうまく利用して、
戦ってくれ!」









なる程、これは便利だ。









これなら、
ある程度の相手にも
ついていける。









「うん!
分かったカー君!

ありがと!!」









そう言って、
里子はいきなり
牛若丸向かって
飛び出した