霊務3

【対決!四獣霊!─11】






「フフ……」









指先一つで、
弁慶がズッと軽く動く。










「無駄だよ……

ソイツの攻撃は
半端ないけど、
動きがトロ過ぎる…

俺には絶対当たらない」










すると亀咲は
人差し指を立てた。











「……

ここで問題よ。

生きてる頃もそうだけど、
こんな攻撃力だけの男が、
何故向かうとこ敵無しの
有名人物に
なったのでしょう?」









………









トンチかクイズか何か?










そんな事は知る由もない。









黙っていると、
亀咲は答えた。









「正解は…」










シュッ!!










何かが、
背後を通り過ぎた…

と思った瞬間!









ドバキ!!!!








「グゥッッ!!?」










後ろから
攻撃を受けた火鳥は、

そのまま亀咲の足下まで
飛ばされた