【初仕事の始まり-4】
じゃあレベル10の
社長クラスなんて、
何百年も霊務をしなきゃ
駄目じゃないのか…?
そう思っていると
オジサンは
何やらブツブツ
言っている。
「まあ……
過去に3日で
社長クラスになった人も
いるけど…
ゴニョゴニョ…」
?
まあとにかく
やらねば始まらない。
やってもいない前から
いろいろ考えても、
仕方がないと言うものだ。
だいたいの説明もしたし
大丈夫だと判断した
オジサンは、
里子に手を振った。
「そう言う事だから、
しっかりとレベルを
上げとくようにね。
それじゃあ」
そう後ろを
振り向くので、
里子は慌てて
呼び止めた。
「あ、あの…!
私1人でここに?!」
当然、
最初は一緒に居て
見てくれるもんだと
思っていた。
それが、
こんな『後は任せた!』
感じを出されたら
不安で仕方ない。
「すまんね…
私も忙しい身で…
最近ちょっと
いろいろあるんだ。
とても大事な事で
手が放せないから、
悪いけど1人で
霊務してもらってて
いいかな?」
オジサンも
側で見ていたい気持ちも
あるらしいが、
どうしてもはずせない
用があるみたいだ。
本当は嫌だが仕方ない。
返事をしないわけには
いかない。
「は…はい…
わ、分かりました…」
オジサンは再び振り返り、
来た道を帰って行く。
「君ならすぐにでも
レベルが上げられるよ。
期待してるから
頑張ってくれ」
その言葉を残し、
町へと消えてしまった…
じゃあレベル10の
社長クラスなんて、
何百年も霊務をしなきゃ
駄目じゃないのか…?
そう思っていると
オジサンは
何やらブツブツ
言っている。
「まあ……
過去に3日で
社長クラスになった人も
いるけど…
ゴニョゴニョ…」
?
まあとにかく
やらねば始まらない。
やってもいない前から
いろいろ考えても、
仕方がないと言うものだ。
だいたいの説明もしたし
大丈夫だと判断した
オジサンは、
里子に手を振った。
「そう言う事だから、
しっかりとレベルを
上げとくようにね。
それじゃあ」
そう後ろを
振り向くので、
里子は慌てて
呼び止めた。
「あ、あの…!
私1人でここに?!」
当然、
最初は一緒に居て
見てくれるもんだと
思っていた。
それが、
こんな『後は任せた!』
感じを出されたら
不安で仕方ない。
「すまんね…
私も忙しい身で…
最近ちょっと
いろいろあるんだ。
とても大事な事で
手が放せないから、
悪いけど1人で
霊務してもらってて
いいかな?」
オジサンも
側で見ていたい気持ちも
あるらしいが、
どうしてもはずせない
用があるみたいだ。
本当は嫌だが仕方ない。
返事をしないわけには
いかない。
「は…はい…
わ、分かりました…」
オジサンは再び振り返り、
来た道を帰って行く。
「君ならすぐにでも
レベルが上げられるよ。
期待してるから
頑張ってくれ」
その言葉を残し、
町へと消えてしまった…



