霊務3

【対決!四獣霊!─8】





ドバキ!!!!!









何かが砕け散るような、
独特の鈍い音が聞こえた。










「グ……!!?」










火鳥は
あまりのその力の強さに、
彼方へと
吹っ飛んでしまった。










完全にブロックをしても、
それごと吹き飛ばす
そのあまりの怪力に、

オジサンは声も出ない。










「な……

あ…

ただの死霊1匹が
あんな力を…?!」










火鳥を片付けた亀咲は、
余裕の笑みで
こちらを向く。










「フフ…

どうだい
アタシのコレクションは。

この子は、
ただの霊じゃないよ…

アタシは過去の
歴史的有名な人物の
魂を蘇らせる力が
あるのさっ」










過去の歴史的人物?










こんな化け物、
本当に実在したと
言うのか?!











「過去…!?」










里子がそう言うと、
続けて説明した。









「そうさ…

この子誰だか分かるかい?

ンフフ♪

剛力にして忠実な下部…

死して尚、
倒れぬその精神力。

コイツはかの有名な
『弁慶』さ。

今ここに、
平安時代の霊を
降臨させたのよ」










それを聞いて、
オジサンは
ビックリ仰天。










そんな人物を
生き返らせた何て、
信じられない。









「歴史に名を連ねた人物。

蘇我・豊臣・伊達・真田…

アタシはこの能力で
誰でも蘇らせられるわ」