「託された願い-14」
そんな
里子が思い描く不安は、
心配する程のものでは
なかった。
「安心したまえ…
先程も言ったが
君には興味がない。
どうせ助からないが、
仲間の下に行くがいい」
どうやら
本気で見逃すようだ。
その人を見下すような
目を見て、
初めて
自分に関心がない事を知り、
里子は足を動かした。
ガチャ……
人間界へのドアを開け、
最後にキッと
2人を睨み付けた。
「必ず戻って来る…
絶対アナタ達なんかに
負けないんだから!」
そうバタンと戸を閉め、
里子は再び暗いトンネルへ
行ってしまった。
その様子を見ていた
二人だが、
珍しく竜騎が声を出した。
「……いいんですか
逃がして…」
「おや?竜騎。
珍しい事を言うねえ。
どうせ外に出ても
四獣霊に殺される。
同じ運命さ」
「………」
里子が出て行く際の、
睨み付けた
あの気迫。
ビリッと
強い霊波を感じた竜騎は、
多少気に留めていた。
それでも、
ボスの足元にも
及ばないので、
特にそれ以上は
何も言わなかった。
今頃は、
外で激しい戦いが
行われているであろう。
そう…
外では……
そんな
里子が思い描く不安は、
心配する程のものでは
なかった。
「安心したまえ…
先程も言ったが
君には興味がない。
どうせ助からないが、
仲間の下に行くがいい」
どうやら
本気で見逃すようだ。
その人を見下すような
目を見て、
初めて
自分に関心がない事を知り、
里子は足を動かした。
ガチャ……
人間界へのドアを開け、
最後にキッと
2人を睨み付けた。
「必ず戻って来る…
絶対アナタ達なんかに
負けないんだから!」
そうバタンと戸を閉め、
里子は再び暗いトンネルへ
行ってしまった。
その様子を見ていた
二人だが、
珍しく竜騎が声を出した。
「……いいんですか
逃がして…」
「おや?竜騎。
珍しい事を言うねえ。
どうせ外に出ても
四獣霊に殺される。
同じ運命さ」
「………」
里子が出て行く際の、
睨み付けた
あの気迫。
ビリッと
強い霊波を感じた竜騎は、
多少気に留めていた。
それでも、
ボスの足元にも
及ばないので、
特にそれ以上は
何も言わなかった。
今頃は、
外で激しい戦いが
行われているであろう。
そう…
外では……



