霊務3

「託された願い-11」





どうあがいても、
勝ち目のない戦い。










四獣霊のリーダーと
07のボス…









そんな2人に
睨まれれば、
例え1000体の霊でも
勝ち目はないだろう。









それが今、
レベルも満足にない
たった女の子1人が、
どうしようと言うのだ?









為す術無し。







泣きそうな顔で、
恐怖に縛られながらも
里子は
鋭い目つきで身構える。








そんな様子を見て、
ボスは一声かけた。









「そう噛みつくな。
君には興味がない。

それに『まだ』
この部屋は占拠しない。

今は待機中だからね…」









まだ…?




一体どう言う意味か?








確かに、
何もするような
気配はないが…