「裏切りと札―6」
そんな作戦で、
火鳥が結界に
入ろうとする瞬間、
何かが行く手を塞いだ。
突然割り込んだ影に、
火鳥は敵かと身構える。
「何だ!?」
煙の中から現した
その姿は、
人でも霊でもなく
ただの紙切れ。
紙切れと言っても
バスタオルくらいの
でかさの紙である。
「何かと思った…
こんな紙…」
そう言って、
どけようと
手を触れた瞬間…
バチ!!!
紙に己の手が反応し、
まるで稲妻並の静電気が
目の前でスパークした。
「痛っ!!!
何だこの紙……!」
そう身を引くと、
どこからか
低く不気味な声がした。
「ウヒヒ……
それは紙
なんかじゃないよ……
僕の大事な札さ」
その声に、
辺りを見回す
火鳥とオジサン。
結界の中から、
声が聞こえた気がした。
じっくりと
正面を見据え、
待ち構えると…
煙から出て来たのは、
釘を片手に笑みを浮かべる
奇妙な霊だった
そんな作戦で、
火鳥が結界に
入ろうとする瞬間、
何かが行く手を塞いだ。
突然割り込んだ影に、
火鳥は敵かと身構える。
「何だ!?」
煙の中から現した
その姿は、
人でも霊でもなく
ただの紙切れ。
紙切れと言っても
バスタオルくらいの
でかさの紙である。
「何かと思った…
こんな紙…」
そう言って、
どけようと
手を触れた瞬間…
バチ!!!
紙に己の手が反応し、
まるで稲妻並の静電気が
目の前でスパークした。
「痛っ!!!
何だこの紙……!」
そう身を引くと、
どこからか
低く不気味な声がした。
「ウヒヒ……
それは紙
なんかじゃないよ……
僕の大事な札さ」
その声に、
辺りを見回す
火鳥とオジサン。
結界の中から、
声が聞こえた気がした。
じっくりと
正面を見据え、
待ち構えると…
煙から出て来たのは、
釘を片手に笑みを浮かべる
奇妙な霊だった



