霊務3

「始まる戦い―24」






スッ……








サキは、
鎌桐にかかっていた
金縛りを
あっさり解いてしまった。









「ぬ…

バカめ。
何をし出すかと
思ったら、
自ら得意の金縛りを
解くとはな…

これで
お前に勝ち目は、、、

無くなった!!」








シュン!!








その言葉と共に、
鎌桐は姿を
消してしまった。








「切り刻んでやるよ!」








何もないとこから、
鎌桐の声だけが聞こえる。










やはり、

姿を消す特殊能力の
持ち主だろうか?









何にしても、

姿が見えなきゃ、
もう金縛りの
かけようはない。










すると、
サキは両手を広げ、

姿の見えない鎌桐に
呟いた。








「その特殊能力は
見抜いている……

お前『カマイタチ』だろ?

消えてるんじゃない。

もの凄いスピードで、
姿が見えないだけだ…」










サキの体に、
キサラと同じ
無数の傷が
浮かび上がった