霊務3

「始まる戦い―17」





「!!
キサラ!駄目だよ!

キサラが行くなら
アタシも行く!」










友達に
無茶をさせるワケには
いかない。










1人で行かせることに
里子は強く反対した。









すると、
そんな気持ちに
キサラは優しく肩に
手を置いた。









「ありがとね里子…

でもアタシに
作戦があるんだよ。

一緒に付いて来られると
アタシの作戦に巻き沿い
をくらって、
逆にヘマしちゃうから
来ないで欲しいんだ。

いいかい?」










作戦…?


そう言う事ならいいが、
急に思いついた作戦で
何とかなるものか?










「ねえ…作戦って?」











「…今、もう話している
時間もない。

直ぐそこまで07が
来てるんだ。

大丈夫。危なくないし
すぐ戻るから。

じゃ!」










そう言い残し、
キサラは
走り去ってしまった。










作戦の概要は
その欠片さえも
教えてくれなかったが、
うまくいく事を信じて
待つしかない。










里子達は、
警戒しながらも
キサラの帰りを願った