霊務3

「始まる戦い―7」






それぞれの配置に付き、
日が暮れるにつれて
より険しい表情になる
霊達。










先程オジサンが
指示したように、

里子達は選択の間へ
通じる空間の前に
来ていた。










普段は誰も気付かないが、

空間の歪みがある
隠れ通路のようなもので

正確な場所を知る者は
ごく僅かしかいない。










(ここが…
選択の間に通じる道…)










あわよくば
このゴタゴタした機会に、

母の死の原因を
コッソリ調べようかと
思ったが、

そんな状態でも
無さそう…










今はまだ、
機を待つしかない。










もしかしたら、
この戦いで功績を残せば
教えてくれるだろうとも、

少しは考えている里子。










それも1つの
戦いの原動力と
なっているのだ。









沈む夕日を眺め、
心を落ち着かせる。









ドックン…

ドックン…








もうすぐ…



あの化け物達が…









07がやってくる…









そんな様子を
感じ取った火鳥は、
里子に優しく
声をかける。









「もう…日が暮れるね

でも大丈夫!
里子ちゃんは
必ず俺が守るよ★」









少し間をあけて
返事をした。










「ありがとねカー君…」










そう言って

ただ、

ただ、

何か起こるまで
そこで待ち続けていた