霊務3

「始まる戦い―6」






それが分かれば
より対策も
練りやすいと
言うものだが、

考えても
何も浮かばない。










仕方ない。

ともかく、
今日が戦いの時なのは
確実な事だから、

それに向けて
何重にも警戒態勢を
引くしか事が先決。










もうそれしか、
やる限りの手はない。










オジサンは
ひとまず
里子・キサラ・火鳥を
集めて、
それぞれの現場を
守るように命じた。









「何と言っても、
君達がこの戦いの要だ!

一番重要な、
選択の間に
通じる場所の前で
待機してもらう。

頼りにしてるぞ」









それぞれの肩に
ポンポンと
軽く叩いて励ました。









「ハイ…!
頑張ります!」









里子の目は
真っ直ぐ向けられた。








もう後戻りはできない。

この霊界を掛けて
ヤツらとの
本格的な戦いが
ついに幕をあける!