霊務3

「始まる戦い―4」






「あ…
そう言えば…」









火鳥は何かを
思い出したようだ。










「どうしたんだね!?」










何かあるかと
霊が食いつき、
詰め寄ってみた。










「決行の日が
輪廻満月が
どのうのこうのとか…」










「輪廻満月!!?」









それにまた、
周りからざわめきが
起きている。










里子はその意味が
よく分からないから、
コッソリ
オジサンに聞いてみた。










「田中さん…
何ですか輪廻満月って…」











「…輪廻って意味は
君、頭いいから
分かるよね?

人間が生まれたり死ぬを
何回も繰り返す事だよ。

その周期で、
一番輪廻が活発になる時の
お月様が、
霊の間で輪廻満月って
呼ばれるんだ。

ほら、
満月が赤くなる時が
生きてる時に一回は
見た事あるだろ?

あれが輪廻満月。

その日の夜だけは、
原因は解明されてないが
霊達の霊力が
一次的飛躍するんだ」











なる程…

そんな日があったとは…










して、
次の輪廻満月の日は…









「今日だ!!!」










え?

っと皆が聞き返す。










「今日が
その輪廻満月の日
なんだーーーー!!」










その霊が言う通り、
本日の夜が輪廻満月の時。










今は昼間の1時だが
あと6時間もすれば、
月が赤く満ちかける