霊務3

「お気楽な仲間―36」






「そ、そんな事
聞いてるんじゃないよ!

里子を消すかどうか
答えな!!」









そう言われても
いまいち火鳥はピンと
来ない。









「キサラちゃん……

さっきから消すだの
狙うだの
物騒な事言ってるけど、
この子レベル4だろ?

確かにウチら07と
ソチラ側は
対立し合っているが、
どうしてこんな
か弱い子を
俺が狙うんだい?

狙うなら
重要ポストの人物を
狙うし、

それに本当に
里子ちゃんを狙ってるなら
2人で居た時に
俺は仕掛けてるでしょ」










…一理ある………










重要ポストの点では
里子は秘密兵器的存在で
十分重要ポストであり、

07の鎌桐から
里子の霊力の高い話は
聞けるかもしれないが、

もし狙ってるなら
とっくに
襲っているハズ…










火鳥の言うのは
正しいかもしれない。








だけど、
里子じゃないにしたら…









「狙いは里子じゃない?
じゃあ何?」










「だから、
里子ちゃんが
狙いだって!」









「!!
やっぱり!」










「そう言う意味の
『狙う』じゃなくて…

ああ!!もう!!」










会話がかみ合わないのに
業を煮やした火鳥は、
ズンズンとキサラ達の方に
歩いてくる