「お気楽な仲間―30」
自分だけ、
戦いに参加してないのに
キサラに
あんな事言うのは
ズルいと思う。
それは
分かっている…
分かっているけど……
どうしても、
一緒に来て欲しいと
伝えたかったのだ。
そんな事を考えつつ、
里子は走る。
先程から
ずっと火鳥が
付いてきてるのも、
忘れるくらい
懸命に走り
オジサンのとこへ
着いた。
「おお、里子君。
どうだったね
キサラ君の様子は」
「うん……
まあ、キサラは
きっと大丈夫だから」
自分でもそう信じ、
口に出して
己に対しても
言い聞かせたかった。
すると、
すぐに後ろから
走ってくる足音が
聞こえた。
「里子!」
キサラである。
里子が走り去ってから、
すぐに追いかけて
来ていたようだ。
それに気付き
里子は歩み寄った。
お互い息は
軽くハアハアと
上がっている。
少し落ち着いて、
キサラが話し始めた。
「里子…
ごめんな。
もう弱音は言わないよ
きっと…
きっと…
もうアタシは
負けないから」
それを聞いて里子は
キサラの手を握った。
そのまま力強く、
うんと
顔を肯かせて見せた。
もう迷わない。
弱音を吐かない。
自分よりも
体が一回りも小さい
里子の勇気を見て、
キサラの心に
闘志が舞い戻ったのだ
自分だけ、
戦いに参加してないのに
キサラに
あんな事言うのは
ズルいと思う。
それは
分かっている…
分かっているけど……
どうしても、
一緒に来て欲しいと
伝えたかったのだ。
そんな事を考えつつ、
里子は走る。
先程から
ずっと火鳥が
付いてきてるのも、
忘れるくらい
懸命に走り
オジサンのとこへ
着いた。
「おお、里子君。
どうだったね
キサラ君の様子は」
「うん……
まあ、キサラは
きっと大丈夫だから」
自分でもそう信じ、
口に出して
己に対しても
言い聞かせたかった。
すると、
すぐに後ろから
走ってくる足音が
聞こえた。
「里子!」
キサラである。
里子が走り去ってから、
すぐに追いかけて
来ていたようだ。
それに気付き
里子は歩み寄った。
お互い息は
軽くハアハアと
上がっている。
少し落ち着いて、
キサラが話し始めた。
「里子…
ごめんな。
もう弱音は言わないよ
きっと…
きっと…
もうアタシは
負けないから」
それを聞いて里子は
キサラの手を握った。
そのまま力強く、
うんと
顔を肯かせて見せた。
もう迷わない。
弱音を吐かない。
自分よりも
体が一回りも小さい
里子の勇気を見て、
キサラの心に
闘志が舞い戻ったのだ



