霊務3

「お気楽な仲間―17」





ドゥン!!








力は……
更なる強大な力の前に

呆気なく花と散った…










女はそれを上回る
莫大な風を引き起こし、

相手に返したのだ。









ドカン!!!









「ぐはぁ!?」









もの凄い勢いで
回転しながら、

仲間は地面に跳ねつつ
吹き飛ばされて行った。








ズザザ―!









「う、う…」








目の前の
血まみれな霊を、
青い顔で見下ろす。








飛ばされた霊は
新人女性霊の足元…

そう、
この戦場に居合わせた
キサラの足元に
転がり込んだ。









キサラは
その絶大な力を見て、
既に足がすくんでいる。










「ば、バカな…
グハっ…

同じレ、レベル10で
こ、ここまでの違いが…」









霊は血を吐きながら、
意識を失っていった。









するとオジサンは
仲間に聞かせるように、

大きな声で言い放つ。










「当たり前だ!!

こ、この方は
07の中でも危険分子…

元四獣霊の玄武を司る女
亀咲(きざき)だ!!

霊力の力はケタ違い!
侮るな!」









それを聞き、
周りはどよりとした。









オジサンは
唯一敵の中で、

亀咲の顔だけ
知っていたのだ