霊務3

「お気楽な仲間―13」





「ハ、ハア……」








とりあえず
相づちを打つくらいしか
できない。









火鳥は手を差し伸べ
ヒョイと
里子の腕を引き上げ、

立たせてくれた。









「キミさっき
猫の命を助けようと
したんだよね?

自分が死んでるのを
忘れて、
目をギュッと瞑ってさ」









「あ、ハイ…

無我夢中で…」










それを聞くと、
火鳥はフーンと言い
笑顔を絶やさない。










「んでキミは今日
何してたの?

昼間だから霊務休んで
ショッピング?★」









やはり
周りの霊達には
そう見えていたか。








まあ、
敵に対しての
カモフラージュとしては、
満点だが。









そう言えば、
この人は07の存在を
知っているのか?

知ってるなら
レベル6以上の霊だろう。










「実はテロ対策の
パトロール中で…

上からの命令なんです」










「パトロール?
上からの命令?」









おや……

何も知らなそう。









事実、
火鳥は
パトロールが
実施されている事は

何も知らなかった。









何のパトロールだろと
火鳥は興味津々だ。









「何、何
君みたいな子が
パトロール?

凄いんだね★★★」









これ以上は
詳しい事を
話すべきではない。








知らないのなら
レベルは6以下。




わざわざ
初中級レベルの人に
危険を伴うようなマネは

極力避けたい