霊務3

【霊務-10】






「じゃあ決まりだ。

諸星里子、
お前から見て
右の扉に入るといい」









里子は、
霊になると
選択したので、

右のドアに進められた。











いつかは
生き返る時には、
左のドアを通るのかな?









そんな事を考えつつ、
右のドアに手をかけた。








ガチャ…








ドアを少し開けると、
風がフワリと吹き抜けた









これから起こりうる
様々な事に、
里子は
こらえなければならない








まだ見ぬ霊の世界…








その一歩を
今初めて踏み出した。








ここからが、
新たな
スタートとなろう!