青い桜が咲く頃に


鍵は開いていた。


ほんのすこし
開けた隙間から
懐かしい匂いがする。



夜通し遊び回っていた
あの頃……


隣には雄介がいた。


周りには
名前しかわからない
友達という上辺だけの存在が
溢れていた。