dear.T


店で売っているあの飴を見るたび、あなたの事を思い出します。


遠い夏の日……あなたに一つあげたあの飴。


あなたはそれが気に入ったようで…。



それからしばらくして、あなたが自分で買ってもっているのを見ました。


なんだか…ちょっぴり嬉しかった。





それから少しして…遠くへ行ってしまったあなた。


もうこの世界にいないなんて、今でも信じられないぐらい。


今はあの飴を見るたび、懐かしいような寂しいような……。

だけど、確かに同じ時間を過ごした…あの日々を忘れない。
たしかに流れた日々私の心に刻まれて…



dear.T


色んなこと…

ありがとう。