「いいわ」

亮君にトレーナーを脱がされ、私は全てをさらけ出した。

恥ずかしくて、手で顔を被っていると、その手をそっと外された。

「恥ずかしいの?」

私はコクリと頷いた。

「綺麗だよ。ハコさんの体、見た事ないぐらい綺麗だ」

「ほんとに?」

「ほんとに」

亮君はチュッと音をさせて私の胸にキスを落とした。
私は思わず体に力が入っていた。

「ハコさん」

「なあに?」

「さっきから気になってるんだけど、あまり経験ないでしょ?」