寝室のベットにそっと寝かされ、亮君が覆いかぶさる。

亮君は、ついばむようなキスを私にしながら、シャツのボタンを外していく。

私もそれをお手伝いした。
洋画でよく見るシーン。まさかそれを自分がするとは思わなかった。

上半身が裸になった亮君は、正に男だった。贅肉のない逞しい体。

亮君が私が着ているトレーナーの裾を掴んだ時、咄嗟にその手を抑えていた。

「待って。脱がないといけないの?」

「ハコさんの全てを見たい」