甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜

「酔ってゲロ吐く女を抱くほど不自由はしてない。青島はどうか知らないがな」

ゲロ?
だから口の中が気持ち悪いのか…

「服が汚れたんで脱がせた。それだけだ」

なんたる失態。
でも私の貞操、無事でよかった…

「風呂を使え。二日酔いには熱い風呂が効く」

「そうします」

「素直でよろしい。タオルと着替えは出しておく」

「何から何まですみません。では行きますので、後ろを向いててくれません?」

「分かった」

ベットを降りて行きかけてから、バスルームが何処か知らない事に気付いた。

この家、私のアパートなんて比べようもないほど広い気がする。

「あの、バスルームはどちらでしょう?」

「ん?」

「こっち見ないでください!」

「出て、左行って右だ」

「はい!」

もう、いや!