甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜

酷い頭痛で目覚めると、そこは見慣れない部屋だった。
口の中が変な味がして気持ち悪い。

レースのカーテンから差し込む光りは朝、だよね?

昨夜の事を思い出すと自己嫌悪になる。
あれから私は…、私達はどこで何をしたの?

『イヤ〜!』

ここは青島部長の部屋だろう。そして私は部長のベットに寝ている…

『サイテイだ、私!』

スリッパで歩く音が聞こえ、慌てて掛け布団で顔を隠した。

部長の顔なんか見たくない。部長になんか見られたくない。

「起きたのか?」