甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜

「そういう事だったの…。でも男の人って、そういう事に無頓着な人が多いんじゃないかしら?」

「吉田君もですか?」

「亮? か、彼はそうでもないかな…」

葉子さんったら、吉田君の名前が出ただけで少女みたいに頬を染めたりして、可愛い…

「要は心の問題だと思うんです。征一さんの私への愛って、そんなものなのかなって…」

「そんな事ないわよ」

「だって…」

「征一さんはあなたにメロメロじゃない…。見ていて羨ましくなるくらいよ?」

「そうでしょうか…」

「間違いないから、疑ったら彼が可哀相よ」

涙ぐんだ私の頭を、葉子さんは優しく撫でてくれた。