甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜

「あ、赤ちゃん…?」

「生理は来てる?」

「あっ。来てない…」

「病院に行ってみれば?」

「はい…」

私のお腹に、赤ちゃん?
征一さんの赤ちゃんが?

私は妊娠しているなんて思いも寄らなくて、頭がすぐには働かなかった。

「もし本当に赤ちゃんが出来てたらいいわね?」

「あ、はい…」

赤ちゃんか…

「あ、栞ちゃんは元気ですか?」

葉子さんには栞ちゃんという娘さんがいる。確か今2歳だったと思う。

「元気よ。今日は私の実家で預かってもらってるの。早く帰ってあげなくちゃ…」