レス―Q

「警察の女―13」






こんな女に
構ってられない。








九古は1人黙々と
資料をあさり始めた。








その間も
ずっと女に監視されてるが、
無視無視。








必死に過去の記事を
読んだりすると、
Qによって起きた火事は
何故かポッカリ空いていた。









すると、
英里は九古の机に
記事をボスンと投げた。








「…アナタが探してるのは
これでしょう?

こんなの、
とっくの昔に
警察が調べたわ。

もういらないから、
あげるわ。

アナタなんかに、
何も見つかる事は
ないけどね」









いちいち一言多い。









昨日の事を、
根に持ってるのだろうか?









本当めんどくさい…