【消防の心得-14】
「ホントに
いいのか?」
昨日から九古は
小学校になるから
1人で寝ると言って
布団を引いた居間に
両親を
寄せ付けようとしない。
しかしながら
昨晩も同じ事を言って
夜中トイレに
一緒に行ってくれと
2人を起こしたので、
また今夜も
同じ事を
繰り返すんじゃないかと
心配ものである。
「じゃあ、
オヤスミ九古。
また明日な」
そう言って父親は
居間を出て行った。
これが
九古の聞いた父親の
最後の言葉とも知らず、
彼は深い深い
眠りに入っていく…
「ホントに
いいのか?」
昨日から九古は
小学校になるから
1人で寝ると言って
布団を引いた居間に
両親を
寄せ付けようとしない。
しかしながら
昨晩も同じ事を言って
夜中トイレに
一緒に行ってくれと
2人を起こしたので、
また今夜も
同じ事を
繰り返すんじゃないかと
心配ものである。
「じゃあ、
オヤスミ九古。
また明日な」
そう言って父親は
居間を出て行った。
これが
九古の聞いた父親の
最後の言葉とも知らず、
彼は深い深い
眠りに入っていく…



