レス―Q

「悪魔の誘い―13」







なんて……


最低な事を考えるヤツだ…










一体何が、
ヤツをそうさせる?










「ふざけるなよ……

そんな事は
監獄でうたってな」








当然九古は
断りの返事を試みる。






…が、
その前にQは、
何かを前に突き出した。









「これが何か分かるかね?」








見ると、
それはコントローラーの
様なもの。









ボタンが一つだけある。









「この建物に
大量の爆弾を仕掛けさせて
もらった。

これは、その起爆装置だよ。

断れば押す。

今回は爆風の計算は
入れていないから、
君も私でさえ確実に死ぬ。

だが、君と死ねれば…

本望だ」










その言葉にも
またまた驚かされた。










自分が死んでも、
良いと言うのだ