レス―Q

「悪魔の誘い―10」







「今日は……

何の為に呼び出した…

一体何が目的だ」








すると、
Qは九古の周りを
コツコツと歩き始めた。








ガラス張りに
なっている外を、
眺めながらだ。









「伊勢九古…

ここからなら街の光が
見えるだろう?


……この光を…

我々で消してみたいと
思わんか?」










………は?










急に何を言い出す。









その意味さえも、
九古は理解出来なかった。










「光を……消すだと?」










「そうだ。

それが今日君に
伝えたかった話だ。

伊勢九古。

私と組まないかね…?」










!!









その唐突過ぎる言葉に、
耳を疑った