「兄貴は
もともとからだが弱くて
それでも
学校にだけは行くって言って
聞かなかったんだ
でも
そんな無理がたたって
卒業した後は
ずっと入退院を繰り返してたんだけど
ある日・・・突然・・・」
そこまで言って彼は言葉を紡ぐのをやめた
あぁ、彼はもういないんだ
想いを伝えることはもう出来ない・・・
あの時
もっと早く気が付いていれば・・・
あの問いに込められた想いを
分かっていられたのなら・・・
もともとからだが弱くて
それでも
学校にだけは行くって言って
聞かなかったんだ
でも
そんな無理がたたって
卒業した後は
ずっと入退院を繰り返してたんだけど
ある日・・・突然・・・」
そこまで言って彼は言葉を紡ぐのをやめた
あぁ、彼はもういないんだ
想いを伝えることはもう出来ない・・・
あの時
もっと早く気が付いていれば・・・
あの問いに込められた想いを
分かっていられたのなら・・・


