家に帰ってすぐにベッドに 倒れ込んだ。 「…怖かったぁ。」 今になって恐怖心が 増してきた気がする。 あの時、拓馬が来てくれなかったら どうなってたんだろ? 「拓馬…王子様みたいだった。」 まぁ、私にとってはいつでも 王子様なんだけど。 「俺がなんだって?」