「ウソウソ、休んだことあるから」
そう言って、石川は立ち上がった。
「お前もう、帰れ」
「先生、ベッド借りるよ?」
俺の言葉なんか聞かなかったみたいに、石川はベッドにもぐり込んだ。
「石川~、帰って寝た方がいいぞ?」
「…………」
また無視か?
そう思ったとき、「先生」と、布団の中から小さな声が聞こえた。
「放課後には帰るから。ちょっとだけ、ここにいさせて」
その声は、いつもの俺をからかう石川の声じゃなかった。
もっと、弱々しい声だった。
「石川、何かあったのか?」
俺はそう問いかけていた。
「何かあったなら、俺が聞くよ?」
そう言って、石川は立ち上がった。
「お前もう、帰れ」
「先生、ベッド借りるよ?」
俺の言葉なんか聞かなかったみたいに、石川はベッドにもぐり込んだ。
「石川~、帰って寝た方がいいぞ?」
「…………」
また無視か?
そう思ったとき、「先生」と、布団の中から小さな声が聞こえた。
「放課後には帰るから。ちょっとだけ、ここにいさせて」
その声は、いつもの俺をからかう石川の声じゃなかった。
もっと、弱々しい声だった。
「石川、何かあったのか?」
俺はそう問いかけていた。
「何かあったなら、俺が聞くよ?」

